① 重み(GB)= パラメータ数 × ビット幅 ÷ 8
重み(GB) = パラメータ数(B) × 量子化ビット幅(bpw) ÷ 8
量子化の実効ビット幅(bpw)の目安: FP16/BF16=16bit / Q8=8.5bit / Q4=4.8bit / Q2=2.9bit。例: 7Bモデルの重みは Q4 で 7×4.8÷8 ≒ 4.2GB、FP16 で 7×16÷8 = 14GB。
Llama・Qwen・Gemma・Mistral・Phi・DeepSeek-R1蒸留など主要オープンLLM24モデルの必要VRAMを、 量子化別(FP16 / Q8 / Q4 / Q2)に 「パラメータ数×ビット幅÷8」から算術計算。 手持ちGPU(8 / 12 / 16 / 24GB)で どのモデルが動くかを逆引きできます(数値は実測でなく算術目安)。
パラメータ数は公式モデルカードを照合。VRAMは計算式から自動算出。
モデル系統で絞り込み、手持ちGPU容量を選ぶとそのGPUで動くセルが点灯します。各セルは実効VRAM目安(重み+余裕)か重みのみ(純粋な算術)を切り替え表示。 右下のバッジが「収まる最小GPU」です。
| モデル | パラメータ | FP16/BF16 | Q8 | Q4 | Q2 |
|---|---|---|---|---|---|
| Llama 3.2 1B InstructMeta | 1.23B | 3.5GB8GB | 2.2GB8GB | 1.6GB8GB | 1.3GB8GB |
| Llama 3.2 3B InstructMeta | 3.21B | 7.9GB12GB | 4.6GB8GB | 2.9GB8GB | 2.1GB8GB |
| Llama 3.1 8B InstructMeta | 8.03B | 18GB24GB | 10GB12GB | 6.1GB8GB | 4.0GB8GB |
| Llama 3.3 70B InstructMeta | 70.6B | 156GB48GB+ | 83GB48GB+ | 47GB48GB+ | 29GB48GB+ |
| Qwen2.5 0.5B InstructAlibaba | 0.49B | 1.9GB8GB | 1.4GB8GB | 1.1GB8GB | 1.0GB8GB |
| Qwen2.5 1.5B InstructAlibaba | 1.54B | 4.2GB8GB | 2.6GB8GB | 1.8GB8GB | 1.4GB8GB |
| Qwen2.5 3B InstructAlibaba | 3.09B | 7.6GB12GB | 4.4GB8GB | 2.8GB8GB | 2.0GB8GB |
| Qwen2.5 7B InstructAlibaba | 7.61B | 18GB24GB | 9.7GB12GB | 5.8GB8GB | 3.8GB8GB |
| Qwen2.5 14B InstructAlibaba | 14.7B | 33GB48GB+ | 18GB24GB | 11GB16GB | 6.7GB12GB |
| Qwen2.5 32B InstructAlibaba | 32.5B | 72GB48GB+ | 39GB48GB+ | 22GB24GB | 14GB16GB |
| Qwen2.5 72B InstructAlibaba | 72.7B | 161GB48GB+ | 86GB48GB+ | 49GB48GB+ | 30GB48GB+ |
| Gemma 2 2BGoogle | 2.61B | 6.5GB12GB | 3.9GB8GB | 2.5GB8GB | 1.8GB8GB |
| Gemma 2 9BGoogle | 9.24B | 21GB24GB | 12GB16GB | 6.9GB12GB | 4.5GB8GB |
| Gemma 2 27BGoogle | 27.2B | 61GB48GB+ | 33GB48GB+ | 19GB24GB | 12GB16GB |
| Mistral 7B Instruct v0.3Mistral AI | 7.25B | 17GB24GB | 9.3GB12GB | 5.6GB8GB | 3.7GB8GB |
| Mixtral 8x7B Instruct v0.1Mistral AIMoE 総46.7B(MoE) | 46.7B(MoE) | 104GB48GB+ | 55GB48GB+ | 32GB48GB+ | 19GB24GB |
| Phi-3.5-mini InstructMicrosoft | 3.82B | 9.2GB12GB | 5.3GB8GB | 3.3GB8GB | 2.3GB8GB |
| Phi-4Microsoft | 14.7B | 33GB48GB+ | 18GB24GB | 11GB16GB | 6.7GB12GB |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-1.5BDeepSeek | 1.78B | 4.7GB8GB | 2.9GB8GB | 2.0GB8GB | 1.5GB8GB |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-7BDeepSeek | 7.61B | 18GB24GB | 9.7GB12GB | 5.8GB8GB | 3.8GB8GB |
| DeepSeek-R1-Distill-Llama-8BDeepSeek | 8.03B | 18GB24GB | 10GB12GB | 6.1GB8GB | 4.0GB8GB |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-14BDeepSeek | 14.8B | 33GB48GB+ | 18GB24GB | 11GB16GB | 6.7GB12GB |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-32BDeepSeek | 32.8B | 73GB48GB+ | 39GB48GB+ | 22GB24GB | 14GB16GB |
| DeepSeek-R1-Distill-Llama-70BDeepSeek | 70.6B | 156GB48GB+ | 83GB48GB+ | 47GB48GB+ | 29GB48GB+ |
数値は実効VRAM目安(= 重み × 1.1 + 0.8GB。ランタイム作業領域と小さめのKVキャッシュを含む・コンテキスト約4K前提)です。各セル右下の8GB等のバッジは、実効VRAMで収まる最小のGPU容量(空きVRAM ≒ 総VRAM−1.5GBで判定)。48GB+は24GB単体では不足の意味です。すべて実測ではなく算術目安で、量子化方式・コンテキスト長・ランタイムで前後します。モデル名リンクはHugging Face公式モデルカードです。
①GPUのVRAM容量を選ぶと動くモデルを量子化別に一覧、②モデル×量子化×コンテキスト長から必要VRAM目安を算出します。
① 手持ちGPUから探す
空きVRAM目安 11GB(総VRAM − 1.5GB)で、実効VRAMが収まるモデルを量子化別に一覧します。
このGPUで動くモデル(実効VRAM目安 ≤ 空きVRAM・コンテキスト約4K前提。大きいモデルから順)
② モデルから必要VRAMを調べる
Llama 3.1 8B Instruct を Q4 で4Kコンテキストで動かすと、 実効VRAM目安は 6.1GB。数値は算術目安で、KVキャッシュはコンテキスト長に比例して増える分を安全側に線形スケールしています(実際はGQA等で前後)。
本サイトのVRAMは実測値ではなく、パラメータ数からの算術計算です。式と前提をすべて開示します(捏造ではなく、誰でも同じ数字を再現できます)。
重み(GB) = パラメータ数(B) × 量子化ビット幅(bpw) ÷ 8
量子化の実効ビット幅(bpw)の目安: FP16/BF16=16bit / Q8=8.5bit / Q4=4.8bit / Q2=2.9bit。例: 7Bモデルの重みは Q4 で 7×4.8÷8 ≒ 4.2GB、FP16 で 7×16÷8 = 14GB。
×1.1 は推論ランタイムの作業領域・アクティベーション(重みの約10%)、+0.8GB はCUDA/Metalカーネル・小さめのKVキャッシュ等の固定オーバーヘッドの概算。コンテキスト長は約4,096トークン・短文前提。長いコンテキストを取る場合はKVキャッシュが別途増える(下記kv_formula)。
早見表・逆引きはこの実効目安(コンテキスト約4,096トークン前提)で 「動く/動かない」を判定しています。
KVキャッシュ(GB) = 2 × 層数 × (KVヘッド数 × ヘッド次元) × コンテキスト長 × 2バイト ÷ 1e9 (2=Key/Value、2バイト=FP16 KV)
例: Llama 3.1 8B(層数32・KVヘッド8・ヘッド次元128=KV次元1024)を8,192トークンで動かすと 2×32×1024×8192×2÷1e9 ≒ 1.07GB。GQA(Grouped-Query Attention)採用モデルはKVヘッドが少なく、この式のとおり素朴なMHAより大幅に小さい。
手持ちGPUで動くかの判定は「空きVRAM ≒ 総VRAM − 1.5GB(OS・画面表示・ドライバ予約)」を目安に、実効VRAM目安 ≤ 空きVRAM で判定している。ヘッドレスLinuxならもう少し空きが増える。
MoE(Mixture of Experts)モデルは推論時に一部のエキスパートしか計算しないが、VRAMには全エキスパートの重みを載せる必要がある。そのためVRAMは総パラメータ数で計算する(アクティブパラメータ数ではない)。
量子化ビット幅の目安は llama.cpp(GGUF) の量子化方式に基づく代表値です(FP16=16bpw(半精度2バイト)。Q8_0/Q4_K_M/Q2_Kの実効bpwはllama.cpp(GGUF)の量子化方式に基づく代表値の目安で、K-quantの派生(Q4_K_S等)や埋め込み・出力層の扱いで前後する。7B×4.8÷8≒4.2GBはQ4の代表例。)。K-quantの派生や埋め込み・出力層の扱いでbpwは多少前後します。
パラメータ数・ライセンス・コンテキスト長は各モデルのHugging Face公式モデルカードを出典に採録しています(モデル名から公式カードへ)。
| モデル | 提供元 | パラメータ | ライセンス | 文脈長 |
|---|---|---|---|---|
| Llama 3.2 1B Instruct | Meta | 1.23B | Llama 3.2 Community License | 128K |
| Llama 3.2 3B Instruct | Meta | 3.21B | Llama 3.2 Community License | 128K |
| Llama 3.1 8B Instruct | Meta | 8.03B | Llama 3.1 Community License | 128K |
| Llama 3.3 70B Instruct | Meta | 70.6B | Llama 3.3 Community License | 128K |
| Qwen2.5 0.5B Instruct | Alibaba | 0.49B | Apache 2.0 | 32K |
| Qwen2.5 1.5B Instruct | Alibaba | 1.54B | Apache 2.0 | 32K |
| Qwen2.5 3B Instruct | Alibaba | 3.09B | Qwen Research License | 32K |
| Qwen2.5 7B Instruct | Alibaba | 7.61B | Apache 2.0 | 32K(拡張128K) |
| Qwen2.5 14B Instruct | Alibaba | 14.7B | Apache 2.0 | 32K(拡張128K) |
| Qwen2.5 32B Instruct | Alibaba | 32.5B | Apache 2.0 | 32K(拡張128K) |
| Qwen2.5 72B Instruct | Alibaba | 72.7B | Qwen License | 32K(拡張128K) |
| Gemma 2 2B | 2.61B | Gemma Terms of Use | 8K | |
| Gemma 2 9B | 9.24B | Gemma Terms of Use | 8K | |
| Gemma 2 27B | 27.2B | Gemma Terms of Use | 8K | |
| Mistral 7B Instruct v0.3 | Mistral AI | 7.25B | Apache 2.0 | 32K |
| Mixtral 8x7B Instruct v0.1MoE | Mistral AI | 46.7B(MoE) | Apache 2.0 | 32K |
| Phi-3.5-mini Instruct | Microsoft | 3.82B | MIT | 128K |
| Phi-4 | Microsoft | 14.7B | MIT | 16K |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-1.5B | DeepSeek | 1.78B | MIT | 128K |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-7B | DeepSeek | 7.61B | MIT | 128K |
| DeepSeek-R1-Distill-Llama-8B | DeepSeek | 8.03B | MIT(Llamaライセンス条件を含む) | 128K |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-14B | DeepSeek | 14.8B | MIT | 128K |
| DeepSeek-R1-Distill-Qwen-32B | DeepSeek | 32.8B | MIT | 128K |
| DeepSeek-R1-Distill-Llama-70B | DeepSeek | 70.6B | MIT(Llamaライセンス条件を含む) | 128K |
量子化モデル(GGUF等)をローカルで動かす主なソフトの公式リンクです。どれが良いかは用途・OSで変わるため、優劣の断定はしません。多くはVRAM不足分をCPU/システムメモリにオフロードでき、実際に載るかは各ツールで確認できます。
コマンド1つでモデルのダウンロードと実行ができるランタイム。GGUF量子化に対応し、VRAM不足分をCPUへオフロードできる。
公式: ollama.com/
GUIでモデルを検索・ダウンロードして動かせるデスクトップアプリ。量子化の種類やGPUオフロード量を画面で設定できる。
公式: lmstudio.ai/
GGUF量子化(Q8_0/Q4_K_M/Q2_K等)の本体。多くのローカル実行ツールが内部で利用しているC/C++実装。
ブラウザUIで複数のバックエンド(GGUF/Transformers等)を切り替えて動かせる統合フロントエンド。
高スループットの推論サーバ。主にGPU上でFP16/量子化モデルを効率よく配信する用途。
オフライン動作を志向したオープンソースのデスクトップアプリ。GGUFモデルをローカルで実行できる。
公式: jan.ai/
大型モデル(70B級はQ4でも約47GB)は24GB単体では載りきりません。順に検討できます。
まずはQ8→Q4→Q2で重みを削り、それでも足りなければ70B→32B→14B→8Bと規模を下げます。用途によっては8〜14B級のQ4で十分実用になります。
Ollama・llama.cppは一部の層をシステムメモリで処理できます(速度は落ちます)。あと少しVRAMが足りないときの現実的な手段です。
48GB級・複数GPUが要る大型モデルは、時間単位で借りられるクラウドGPUという手もあります。料金の比較は姉妹サイト GPUクラウド料金ナビ をご覧ください。
常時運用や大型モデルなら、APIで使う方が手軽な場合もあります。テキスト系AIの料金は姉妹サイト LLM料金ナビ で比較できます。
12GBのGPUは、画面表示・OS予約を差し引くと実質10.5GBほど使えます。この範囲ならQ4量子化で8B級(Llama 3.1 8B・Qwen2.5 7B・Mistral 7B・DeepSeek-R1蒸留7B/8B、実効約5〜6GB)は余裕、Gemma 2 9B(約6.9GB)も動きます。14B級はQ4でぎりぎり(約10.5GB)で、コンテキストを長く取ると溢れやすいので、快適に使うなら8〜9B級のQ4、または8B級をQ8(約10GB)で高品質に、が現実的です。数値は「重み=パラメータ数×ビット幅÷8」からの算術目安で、実際はコンテキスト長やランタイムで前後します。
本サイトの数値は実測ではなく、公開されているパラメータ数からの算術計算です。まず「重み(GB) = パラメータ数(B) × 量子化ビット幅(bpw) ÷ 8」。bpwはFP16=16、Q8≒8.5、Q4≒4.8、Q2≒2.9(GGUFの代表値)。例えば7Bモデルの重みは、FP16で7×16÷8=14GB、Q4で7×4.8÷8≒4.2GBです。これに推論ランタイムの作業領域とKVキャッシュを見込み「実効VRAM目安 = 重み×1.1 + 0.8GB」を早見の基準にしています(コンテキスト約4Kトークン・短文前提)。前提と式は方法論セクションに全部開示しています。
重みはビット幅にそのまま比例します。FP16(16bit)を基準に、Q8(≒8.5bit)で約53%、Q4(≒4.8bit)で約30%、Q2(≒2.9bit)で約18%まで小さくなります。8Bモデルなら重みはFP16で約16GB→Q8で約8.5GB→Q4で約4.8GB→Q2で約2.9GB。実用上はQ4_K_M(≒4.8bpw)が品質と軽さのバランスが良く、ローカル実行の定番です。Q2は最小ですが精度低下が大きいので、VRAMがどうしても足りないときの最終手段と考えてください。
増えます。重みとは別に「KVキャッシュ」がコンテキスト長に比例して積み上がります。素朴な計算式は「KV(GB) = 2 × 層数 × (KVヘッド数×ヘッド次元) × トークン数 × 2バイト ÷ 10億」。例えばLlama 3.1 8B(層数32・KVヘッド8・ヘッド次元128)を8,192トークンで動かすと約1.07GBです。近年のモデルはGQA(Grouped-Query Attention)でKVヘッドを減らしており、素朴なMHAより大幅に小さく済みます。早見表は約4Kトークン前提の+0.8GBに含めています。数万トークンを扱う場合は、この式でKVを別途見積もってください。
順に、(1)量子化を上げる(Q8→Q4→Q2)と重みが小さくなります。(2)より小さいモデル(70B→32B→14B→8B)に変える。(3)コンテキスト長を短くしてKVキャッシュを減らす。(4)一部の層をCPU/システムメモリにオフロードする(llama.cpp/Ollamaが対応、速度は落ちます)。それでも載らない大型モデル(70B級はQ4でも約47GB)は、24GB単体では厳しいので、48GB級GPU・複数GPU構成、あるいは時間単位で借りられるクラウドGPUや、自前で動かさずAPIを使う選択肢も現実的です。
MoE(Mixture of Experts)は、推論のたびに全エキスパートのうち一部だけを計算します。Mixtral 8x7Bは推論あたり約12.9B相当しか動きませんが、どのエキスパートが選ばれるかは入力ごとに変わるため、VRAMには全エキスパートの重み(総46.7B分)を載せておく必要があります。したがってVRAM計算はアクティブパラメータではなく総パラメータで行います。Mixtral 8x7BはQ4でも重み約28GB(実効約31GB)で、24GB単体では不足し、48GB級以上が目安です。
重み部分(パラメータ数×ビット幅÷8)は算術なので、量子化方式のbpwが表どおりなら誤差はほぼありません。一方でK-quantの派生(Q4_K_S等)や埋め込み・出力層の扱いでbpwは多少前後し、実効VRAMに乗せているランタイム作業領域・KVキャッシュはランタイム(llama.cpp/vLLM/Transformers)やコンテキスト長で変わります。そのため本表は「実測値」ではなく「算術目安」です。ぎりぎりのケース(GPU容量の±1〜2GB以内)では、実際に動かして確認することをおすすめします。パラメータ数は各モデルのHugging Face公式モデルカードを出典にしています。
よく検索される「ローカルLLMの作り方」は、モデルをゼロから作ることではなく「手元のPCでモデルを動かす環境の構築」を指すのが普通です。手順は、①手持ちGPUのVRAM容量(8/12/16/24GB等)を確認する ②本サイトの早見表・計算機で、その容量に収まるモデル×量子化(例: 12GBなら8B級のQ4)を決める ③OllamaやLM Studioなどの実行環境(本サイト掲載の公式リンク参照)をインストールする ④その環境からGGUF等の量子化モデルをダウンロードして実行する、の4段階です。最初の分かれ道は「どのモデルなら自分のGPUに載るか」で、そこを間違えると起動すらしないため、本サイトはこの①②の見積もりに特化しています。
できること自体は、チャット・文章の要約や下書き・翻訳・コード生成といったテキスト生成全般で、クラウドのLLMと同じ方向です(どこまでこなせるかは選んだモデルの規模と得意分野に依存します)。ローカルで動かす利点は、入力テキストを外部サーバへ送らずに手元で完結できること、API従量課金なしで回数を気にせず使えることです。一方で動かせるモデルの規模はGPUのVRAM上限で頭打ちになり、これが実用上いちばん効く制約です──本サイトはまさにその「自分のGPUで何が動くか」を逆引きするためのサイトです。なお「ローカルAIでの画像生成」はLLM(テキスト生成)とは別系統のモデル(Stable Diffusion等)の話で、VRAM見積もりの考え方も異なるため、本サイトでは対象外です。
最重要スペックはGPUのVRAM容量で、動かせるモデルの規模がほぼここで決まります(本サイトの早見表・計算機で逆引きできます)。それ以外では、①システムメモリ(RAM): モデル読み込みやCPUオフロード時の受け皿になるため、動かすモデルの重みと同程度以上の空きがあると安心です ②ストレージ: 量子化モデルのファイルサイズはおおむね重みのGB数と同じで、例えば8B級Q4なら1ファイル約5GB、複数モデルを試すなら数十GBを見込みます ③CPU: GPUに載り切らない層をオフロードしたときの速度に効きます。またApple Silicon搭載MacはGPU専用VRAMではなくユニファイドメモリを使うため、搭載メモリ容量がVRAM相当の上限になります(本表のGB数を読み替えてください)。
必要VRAMの考え方は用途によらず同じで、パラメータ数×量子化ビット幅で決まります(コーディング用途だから増減することはありません)。本サイト収録のQwen2.5・Llama 3.1などの汎用Instructモデルもコード生成に使えますし、Qwen2.5-Coderのようなコーディング特化の派生モデルも、ベースと同じパラメータ規模ならVRAM目安は同等に読み替えられます。目安として、8B級Q4(実効約5〜6GB)は12GB GPUで余裕、14B級Q4(約10.5GB)は12GBでぎりぎり・16GBなら安心、32B級Q4(約22GB)は24GB GPUが必要です。コーディングでは長いソースコードをコンテキストに入れがちで、その分KVキャッシュが積み上がるため、数万トークンを扱うならFAQ内のKV計算式で余裕を別途見積もることをおすすめします。
各モデルのパラメータ数・ライセンス・コンテキスト長は、以下のHugging Face公式モデルカードを出典としています(確認日: 2026年8月10日)。VRAMは各モデルのパラメータ数から本サイトの計算式で算出した目安です(実測値ではありません)。
自前で動かさずAPIを使う場合の料金は姉妹サイト LLM料金ナビ もあわせてご覧ください。